IT業界で独立する際に意識しておきたい節税対策

IT業界の中で、フリーエンジニアとして独立して生き残っていくためには、確定申告や節税に関する知識が必要です。これらの知識を知らないと、多く税金を支払うことになってしまい、結果的に損をしてしまうことになるので注意が必要です。

節税に関して押さえておきたいポイントは3つあります。
1つ目は、経費の計上についてです。経費とは、事業を行う上で必要になった費用のことです。確定申告の際に、経費を計上することで、課税所得額を減らすことができます。経費として計上できるものは、消耗品や水道光熱費など、多岐にわたります。しかし、適切に計上を行わないと、脱税を疑われる要因となってしまうので注意が必要です。

2つ目は、所得控除の活用についてです。所得控除とは、税負担を調整することができる制度で、個人の事情にあわせた金額を所得から差し引くことができます。所得控除の種類は豊富で、医療費控除や生命保険控除、そして寄附金控除など合わせて15種類あります。控除の利用には条件がありますが、それを満たしていれば誰でも活用することができるので、是非チェックしてみてください。

3つ目は、青色申告についてです。確定申告には、白色申告と青色申告の2種類の方法が用意されています。青色申告は、白色申告よりも用意しなければいけない書類や帳簿が多いですが、白色申告よりも節税効果が高いと言うメリットがあります。特に注目したいのは、最大で65万円の特別控除が受けられると言う点です。要件が厳しい分得られるメリットがたくさんあるので、確定申告を行う際は、青色申告を選ぶようにしましょう。